


前ページで紹介したかき幸の裏にある旧工楽邸
旧工楽邸???
って正直思いましたが
それが、すごい人なんです

初代工楽松右衛門は
1743年に高砂町で生まれました。若くして今の神戸市にでて船乗りになり、
御影屋を名乗って海運業で成功を収めました。
その後、帆布に大改良を加えて船の性能を飛躍的に高め、
松右衛門帆としてその名を残しました。
二代目松右衛門も、地元高砂の港を改修し新田を開発するなど、
初代の遺志を継いで事業を行いました。
公楽家は近代に入って砂糖の問屋を営み、
棟方志功や永田耕衣などの文化人と当家にて交流を持ったそうです。
初代の松右衛門は全国の港の難工事を成し遂げた功績により、
幕府から(工楽)の姓を与えられ帯刀が許されたそうです。
彼が発明した数々の工事専用船でその後も箱館を始め
全国の港を改修されたそうです。
偶然に立ち寄った建物がこんな功績を成し遂げた方の生家とは……
もちろん、市指定文化財です
posted by staff at 16:49|
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